2014年07月06日

「穴あき都市」化する川口市

 川口市の人口を平成15年と平成25年で比較した(図1)。

川口市人口増減H15〜H25.jpg
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(図1)川口市の人口変化(H15年〜H25年)
データ:住民別基本台帳(1月1日)

 人口が増加した町丁目の数は156存在した。うち300人以上増加した町丁目が59あった。とりわけ大幅に増加している町として以下がある。

(10年間で人口1000人以上増加したまち)

・並木元町(3,262人増)
・大字里(2,647人増)
・末広1丁目(2,436人増)
・元郷1丁目(2,116人増)
・大字戸塚(1,779人増)
・川口1丁目(1,590人増)
・本町4丁目(1,527人増)
・飯塚2丁目(1,514人増)
・大字安行原 (1,265人増)
・南鳩ヶ谷3丁目(1,229人増)
・元郷2丁目(1,024人増)


 一方、減少しているまちは97あった。そのうち100人以上減少したまちが、47あった。

 増加しているまちは駅周辺が多く、駅から離れるに従い、減少しているまちが多くなる。ただし駅周辺であっても減少しているエリアもある。
 川口市は、全体として人口は増加傾向が続いているが、町丁目でみると、増加しているまちは、62%で、減少しているまちが38%も存在する計算になる。

 急激に増加している地区とゆるやかに減少している地区が二極化しながら、”まだら”状に混在しており、いわゆる「穴あき都市」(perforated city)化が進行していることがわかる。

perforatedcity.jpg
「穴あき都市」のイメージ

 今後地域への需要を呼び込み、集中・適正配分させるための土地利用やまちづくりの政策が求められる。


(参考)
町丁目データ(Google マイマップ)
https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=z-XzmLiVF3YA.k6_93TksTTOw
posted by 早稲田大学早田宰研究室 at 19:54| 日記